昭和46年に施行され、すでに40年以上たった現行の会計基準ですが、
ご周知のことのとおり改正となります。
例えば幼稚園のおけるその影響ですが、改正点はほとんど無いことが想定できます。
無論表示の変更等はあるものの、大方のつくりは一緒のように思われます。
ただ、資産の運用面についてはその内容をより詳細に表現する内容です。
たとえば、数年前に問題になりましたデリバティブ取引、仕組債等の内容については
一覧して表現できるものに変わっています。
つまり、資金収支計算書のこの箇所を見るとその学校法人の運用内容が
解るといったものです。
そもそも、会計基準の変更については各業界を見ても一番遅れているところでした。
今回の改正でどこまで変更になるのかと思われましたが、上記の部分が主眼で
それ以外のところは現状に近いといった印象です。